こんにちは!!!電圧計です
諸々の諸事情で、今年9月からイギリスに行こうと計画を立てました。 イギリスに行くまで、そしてイギリス行ってからの私的私流のお話です。お付き合いください。 |
利用した現地の留学代行。メールでのやり取りになります。親切だし返信も早いです。ロゴは私が勝手に作りました。
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電圧計はクジラ肉やイルカ肉は食べません。
それは、第一にクジラ肉とかは不味いし、肉なら牛肉なんかの方がよっぽど美味しいから。第二に、三重県のクジラ博物館で見て以来、気持ち悪くなったからです。 世界は今クジラなどを保護しようと活動していて、私も絶滅危惧種のクジラとかを保護するのは良いことだと思います。 だからといって、一概に『捕鯨反対!』とは言えません。 それは、クジラにより漁場を荒らされている漁師さんたちの存在があるからです。 現在、自然破壊や気候変動により森や川などで餌が十分にとれず、野生動物が人里や畑まで降りてきて、農作物を食べたり、人を襲ったりするという事件が良く聞かれるようになりましたよね。 それと、同じようなことが漁場でも起こっているのを、皆さんは知ってらっしゃいますか? しかも、相手はクジラです。どんなに数が少ないと言っても、相手はクジラです。 被害は山里に下りてくる野生動物よりも大きい。クジラなどの食事量は、日本国民の魚介類消費量の何分の一かというくらいの規模です。それが複数頭(クジラは結構大きな団体で行動します。)、漁場に現れたら・・・漁師一人だけではなく、その港全体の被害はとても大きいんです。 せっかく放流した稚魚が根こそぎ食べられるなんて話も聞きます。 稚魚を放流するなど必死で海産資源を昔のようにもとに戻そうとしている目の前で、漁場を悠々と荒らされている漁師さんたちの、クジラへの憎しみや忌々しさ。そういうのを見てしまうと、単純に「捕鯨反対!」とは言えなくなってしまいます。 だけど、これも人間の自業自得なんですよね。海産資源が減っているのは、人間のせいだもの。 海に人間とクジラが分け合えるほど魚介類が豊富にいれば、問題は解消されるかもしれません。だけど、そんなにこの問題は簡単では無いと思います。 だからと言ってクジラを殺せとは思いません。 ただ、もっと海と暮らし海に生きる漁師さんたちの現実問題も直視しないと、この捕鯨問題って全然意味を成さない、偽善的な議論で終わってしまう。 殺されるのは可哀相です。(それはクジラだけでなく、全ての生き物にいえることだけど) 殺さなくても良いように、漁師さんたちの暮らしも守れるように、クジラと人間と魚がうまく共存できるような道を探る議論がしたい。 これこそ、解決不能の偽善的な議論なのでしょうか? でも、単に「クジラは人間のように頭が良くて、絶滅に瀕している。可哀相だから。」という議論よりもずっとマシなはず。 電圧計は、そう思います。
by voltmeter-2010_IS
| 2009-09-15 20:27
| じゃぽん
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